直交表の使い方:6 ステップ

  1. 目的の明確化
    測定したい品質特性と最適化方向(最大化・最小化・目標値化)を決めます。
  2. 因子と水準の選定
    影響が大きいと思われる因子を洗い出し、各々 2〜3 水準(必要なら 4 水準以上)を設定します。
  3. 直交表の選択
    因子数と水準数を満たす最小行数の直交表を採用します。例: 5 因子 2 水準 → L8
  4. 因子列への割り付け
    直交表の列に因子を割り付け、交互作用列を必要に応じて指定します。
  5. 実験の実施
    直交表の行に従い条件を組み、実験・測定を行います。試行順はランダム化してバイアスを低減します。
  6. 解析と最適条件の決定
    対比グラフ・因子分析表・分散分析表で主効果を確認し、必要なら交互作用も解析。最良水準の組み合わせを選定します。

Excel の直交表テンプレートは Excel テンプレート ページをご覧ください。