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MSDS作成(入力項目)を記載しよう

 【1】 MSDSを作成しましょう。
    MSDSを作成するためには、日本ではJIS Z 7250:2010に準拠して作成する必要があります。
    例えば、「MSDSの各ページには、ラベルなどに使用した化学物質等の名称、最新の改訂日及びページ番号を記載しなければならない。」
    といった、決まりがあります。つまり、ページのヘッダーかフッターに上記の情報を記載する必要があります。
    「会社名」「住所」「電話番号」は記載しなければならず、「緊急連絡電話番号」は記載することが望ましいと書かれています。

    このようなMSDSを簡単に作成できるようにソフトは作られています。
    まずは、TOPページの「BMSDS(日本語)入力項目」を選択してください。

    

 【2】 作成日、最新の改訂日、製品の名称のように、濃いオレンジ色のセルは自由に入力する項目になります。
    セルに何も記載せずに「空白」とすれば、MSDSには項目も記載されません。
    下図の場合は、製品番号の項目は「空白」ですので、MSDSには製品番号の項目は記載されません。

    

 【3】 製品名の行、6Dのセルに表示されるのは保存名です。MSDSやラベルに記載される製品名は6Cのセルに記載した文言となります。
    保存名はトップページの@物理化学危険入力のページで入力することができます。
    この保存名は、MSDSやラベルに記載されることはありません。

    

 【4】 黄色のセルは、プルダウンで選択することができます。
    選択(事務所)セルC9の項目をプルダウンで選択すると、C14〜C23の項目が自動入力されます。

    

      ↓ C9セルのプルダウン選択

    

      ↓ 自動入力(白色セル)

    

 【5】 MSDSを作成するためには、日本ではJIS Z 7250:2010に準拠して作成する必要があります。
    JIS Z 7250:2010で「記載しなければならない」と書かれている項目を「太文字」としています。
    下図を例にすると、「製品名」「会社名」「郵便番号」「住所」「電話番号」「FAX番号」が「記載しなければならない」項目になります。
    太文字の項目を、全て記載すれば、JIS Z 7250:2010に準拠してMSDSを作成できます。

    

 【6】 JIS Z 7250:2010で「記載することが望ましい」「記載してもよい」と書かれている項目を「細文字」としています。
    下図を例にすると、会社情報の中でも、「担当部門」「緊急連絡電話番号」「電子メールアドレス」「住所」「電話番号」「FAX番号」は
    「記載することが望ましい」もしくは「記載してもよい」項目になります。

    

 【7】 項目「2.危険有害性の要約」以降は、「ジャンプボタン」をクリックすると、簡単にシート内を移動できます。

    

 【8】Ctrl+QでA2セルまで戻ることができます。

    

 【9】 「3.組成及び成分情報」では、記載が必要な項目のセルが濃いオレンジ色となっています。
    例えば、化学名または一般名を変更したい場合は、下図の82行目のD82セルに記載します。
    MSDSに表示したくない成分がある場合は、
    このセルに、非表示と記載すると、MSDSにこの成分の表は記載されません。

    

 【10】 セルに記入すると、セルの色が薄い黄色に変わります。
    非表示と記載したので、MSDSにこの成分の表は記載されなくなります。
    MSDSに表示したくない成分は下図のように非表示と記載してください。

    

 【11】 85行目のセルには、GHS分類に用いた正確な成分含有量が表示されています。
    しかし、MSDSに記載する際は、約90%とか、85〜95%のように、ある程度範囲を持たせて成分含有量を記載することが多いと思います。
    正確な値を参考に、濃度又は濃度範囲の項目を記載しましょう。

    

 【12】 下図のように、必要項目を入力すると、入力したセルが薄い黄色に変わります。
    濃度又は濃度範囲の項目は下図のように90〜100%のように幅を持たせて記載することが多いでしょう。

    

 【13】 成分(CAS番号、含有量)入力ページで入力しなかった成分では、項目のセルがグレーとなっています。
    これらのセルには入力する必要がありません。

    

 【14】 間違ってグレーのセルに入力した場合、下図のようにセルの色が赤色に変化します。

    

 【15】 「3.組成及び成分情報」としてMSDSに記載する項目を選択することができます。
    初期設定では、日本語のMSDSには下図全ての項目を表示するようになっていますが、表示非表示に変更することで、
    MSDSへの表示・非表示を簡単に選択することができます。

    

 【16】 「4.応急処置」以下の項目ではMSDSに相応しい文言を記入するC列と、
    MSDSに表示するか非表示とするかを記入するD列に分かれています。

    

 【17】 MSDSに記載する項目のD列に「1」を代入しましょう。
    「1」を代入した項目のセルが「ピンク色」に変わり、MSDSに記載されます。

    

 【18】 もし記載したい項目が見つからない場合は、御社独自の文言を追加することもできます。
    C列の空白部に御社独自の文言を追加してください。
    その項目に「1」を代入すれば、先ほど同様、MSDSに記載されます。

    

 【19】 御社独自の文言を追加したら、今後も利用できるように保存しましょう。
    下図のように、4.応急措置以降の文言保存ボタンをクリックすると保存することができます。
    一度、保存してしまえば、次回からはMSDSに記載したい項目に「1」を記入するだけで、MSDSに反映されます。

    

 【20】 過去に保存した文言を読み出したい場合は、文言を開くボタンをクリックしてください。
    日本語・英語・中国語の文言を全てを保存、読み出しします。

    

 【21】 「8.暴露防止及び保護措置」には濃いオレンジ色のセルがあり、自由入力できます。必要でしたら管理濃度・許容濃度を記載してください。

    

 【22】 「9.物理的及び化学的性質」も濃いオレンジ色のセルがあります。
    類似品の場合でも、この項目は製品ごとに記載する必要があります。
    これまで同様、空白とすれば、項目ごとMSDSには表示されません

    

 【23】 「11.有害性情報」以降では、下図のように分類結果が代入される項目がいくつかあります。
    初期設定では、これらの項目のD列に「1」が記載されており、自動的にMSDSに記載されます。

    

 【24】 「14.輸送上の注意」にも濃いオレンジ色のセルがあり、自由入力する項目になります。

    

 【25】 C列への入力は、下図のように複数行で入力することも可能です。

    

 【26】 2343行以降で、シンボル、注意喚起語、危険有害情報、注意書きがない場合の表示語の設定とMSDS・ラベルの1行の文字数の設定ができます。
    MSDSやラベルの印刷時に文章末が入りきらない時は、文字数を大きくしてください。

    


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 質問等ございましたら、 IT-Alia株式会社(E-メール)まで masa.mitsumoto@gmail.com ご連絡ください。


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