GHS作成支援ソフト   TOPページ   GHS分類マニュアル   GHS関連リンク   GHSセミナー情報   IT-Alia株式会社

このページを印刷する

分類くんのWEBマニュアル → GHS分類してみよう → 混合物の物理化学危険入力をしよう

混合物の物理化学危険入力をしよう

 【1】 「トップページ」−「入力分類」の@物理化学危険入力を選択してください。

    

 【2】 下図のように物理化学危険入力ページが開かれます。
    「クリア」ボタンをクリックすると文字が全部消えて、下図のようになります。

    「引火性液体」以外の物理化学的危険性については、類推するロジックがないため、手入力する必要があります。
    (「引火性液体」は「引火点・初留点」を入力することで自動計算されます。)

    

 【3】 「保存名」を記載し、「混合物の性状」を選択してください。
    保存名は、お好きな名前を利用できます。製品名や製品コードを保存名とするのが良いでしょう。

    

 【4】 「混合物の性状」を選択後に、「分類対象外チェック」ボタンをクリックしてください。

    

 【5】 「混合物の性状」が「液体」であるため、「分類対象外」である下記の6項目に「分類対象外」が記載されます。
    「可燃性/引火性ガス」「支燃性/酸化性ガス」「高圧ガス」「可燃性固体」「自然発火性固体」「酸化性固体」
    これらは、「ガス」または「固体」であることが必要な項目ですので、分類対象外となります。

    

 【6】 続いて、「空白→区分外」ボタンクリックしてください。

    

 【7】 これまで「空白」だった項目に「区分外」が記載されます。
    特殊な製品以外は、これで分類部分の入力は終了となります。
    この混合物が、「区分外」以外となる物理化学的危険性を有する場合は、次項を参照に修正してください。

    

 【8】 分類対象外と区分外以外の物理化学的危険性を有する混合物については、下図のように変更します。
    例えば、混合物の「火薬類」を「等級1.3」に変更する場合は、プルダウンで簡単に変更できます。

    

 【9】 混合物のpHをプルダウンで選択します。
    皮膚刺激性・眼刺激性の分類に利用します。固体や気体の場合でも少量の水に溶かした際のpHを選択してください。

    

 【10】 混合物の引火点を入力します。
    ここに入力した値は「引火性液体」の区分の判断にのみ使用されます。MSDS等には記載されません。
    引火点が93℃を超えると、分類結果は変化しません。
    引火点のない混合物や93℃を超えることが確実な混合物の場合は、300を入力すると良いでしょう。
    例えば、消防法の第4石油類や動植物油類の場合は、引火点は200℃以上ですので、300を入力しましょう。

    

 【11】 混合物の初留点(沸点)を入力します。
    ここに入力した値も「引火性液体」の区分の判断にのみ使用されます。MSDS等には記載されません。
    初留点(沸点)が35℃を超えると、分類結果は変化しません。
    初留点(沸点)が35℃を超えることが確実な混合物の場合は、300を入力すると良いでしょう。

    

 【12】 混合物の40℃での動粘性率(mm2/s)を入力します。
       動粘性率 (mm2/s) = 粘性率 (mPa・s) ÷ 密度 (g/cm3)
    データがない場合は、空白としてください。
    吸引性呼吸器有害性の判定に利用します。20.5mm2/sを超える混合物では、分類結果が変化しません。

    

分類くんのWEBマニュアル → GHS分類してみよう → 混合物の物理化学危険入力をしよう

 質問等ございましたら、 IT-Alia株式会社(E-メール)まで masa.mitsumoto@gmail.com ご連絡ください。


Copyright (c) IT-Alia, Inc. All Rights Reserved.